「スーパーファミコンのソフトをクリーニングする時には
溝のところを除光液で拭くといいよ!」と
ファミコン屋でバイトする友人に教えてもらったけど
勇気がなくて出来なかった十数年前のオレ。
バイトとは言えその道でカネをもらってる人が言うんだから
間違いないとは思うんだけど・・・。
そして現在、死魔村楽器より頂いたノベルティーのドライバーを握りしめ
その時と同じ気持ちで葛藤していたオレ。
前々から気になりつつも、小指のポジションのせいにしてきた
ビビリ音は、やっぱりそれのせいだけでは済まされないようなのだ。
「ビビリを抑えるには弦高が低すぎないか、ネックは反ってないか調べて
調整するといいよ!」
と、色んな本で色んなプロの人がサラリと書いていらっしゃる。
プロが言うなら間違いないのはわかるんだけど、
カラーボックス組み立てるのとはワケが違うしなぁ・・・(´・ω・`)
で、でもがんばれオレ!
何かあってもまだ保証期間内じゃないか!
メンテもロクにできないようじゃ立派なイアンヒルにはなれないぜ?
自分を奮い立たせてメンテ方法書いてある本のページを足で止めて
さ、さっそくGO!!
ネックの反りは目で見たって良くわからないので
100円ライターを用いました。
昔パチプロのおっさんに教えてもらったまっすぐの量り方が
こんなところで役立つとは!!
応用を利かせて定規とかも繰り出し汗だくで量る。
何とか反りはなくものすげぇ安堵感♪
そしたら今度はきっと避けて通れない弦高調整。
ブリッジを凝視するとネジの頭が出っ張ってるヤツと引っ込んでるヤツがいる。
お前らが元凶か?!
ついにマイナスドライバーを手にするオレ。
ドキドキしながらドライバーをネジにあてがいちょっとずつ回す。
試しに適当なフレット小指で押さえて弦を弾く。
チューニングやり直さなきゃなぁと思いつつも
な、何かビリビリなりませんよ?
適当に運指してみても随分ビビリが抑えられているように感じますが?
超小さい事だが超感動!!
十数年前のオレにも人の言うことを聞いて試す勇気があったら
バグりまくって封印してしまったファミコンソフトも
もう少し長く遊べたのになぁと物凄く今さら後悔するが
試す勇気がなかったのは別に高橋名人になりたかったワケじゃないからだろうなぁ
とも思う、今日の小さな出来事だ。